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12日、法制日報は記事「指導者の偽りの慰問、民衆の偽りの歓迎」を掲載した。指導者の貧困世帯訪問を形式主義だと批判した広州市長の発言を取り上げている。写真は河北省農村の貧困世帯。
2013年7月12日、法制日報は記事「指導者の偽りの慰問、民衆の偽りの歓迎」を掲載した。
「“群衆と密に付き合う”というが、そんなものはいくらでもいいかげんにこなせてしまう。政治指導者が貧困世帯を慰問し、米袋、食用油2本、布団を置いていくというのはよくあることだが、まあこれは形式主義といって差し支えない」。これは広州市の陳建華(チェン・ジエンホワ)市長の言葉だ。
真実を喝破するとは往々にして、人の知らないことを言うのではなく、誰もが知っていて口に出せなかったことを言うことで成し遂げられる。陳市長の発言はまさにその好例だろう。
貧困世帯が本当に望んでいるものとはなにか?それは健全な社会保障である。健全な社会保障制度とは救済される権利を保障するものであり、物を恵むことではない。貧困者に本当の尊厳を与えるものであり、指導者と政府に感謝の言葉を述べる民衆という役割を演じさせるものではない。
指導者の偽りの慰問、民衆の偽りの歓迎。陳市長の発言は人々にいろいろと考えさせることとなった。福祉社会の建設こそが最も求められているもの。官僚を主役とし納税者を脇役とした権力ショーはもう不必要だ。(翻訳・編集/KT)
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