5G無人配送車、北京に登場―中国

人民網日本語版    2019年9月7日(土) 10時20分

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5日、北京市自転車電動車業界協会が開催した「第1回末端配送高度道路交通サミットフォーラム」において、高さ1.6メートルの5G自動運転配送車が注目を集めた。

5日、北京市自転車電動車業界協会が開催した「第1回末端配送高度道路交通サミットフォーラム」において、高さ1.6メートルの5G自動運転配送車が注目を集めた。フォーラムで発表された情報によると、宅配やフードデリバリーなどの配送車両の「商用車基準」が、年内に起草される見通しとなった。科技日報が伝えた。

この5G自動運転配送車は北京理工大学中雲智車公司と得威科技公司が共同開発・製造したもので、現在は試験運行中。北京理工大学の研究開発チームの責任者である関超文(グワン・チャオウェン)氏によると、5G技術は車両の複雑なシーンにおける遠隔操作を支援し、より正確かつ制御可能な動作を実現するという。

関氏によると、この5G自動運転配送車の積載スペースは十数立方メートルで、1度に小包を数十個積むことができる。1度の充電で80−100キロ走行でき、現在は北京理工大学など限定エリア内で試験運行中だ。

北京市自転車電動車業界協会の郭金芝(グオ・ジンジー)会長によると、同協会は現在「商用車基準」を起草中だ。宅配やフードデリバリーなどの配送ツールになる電動自転車に対して、より高い技術基準を設ける。航続距離を例とすると、フードデリバリースタッフの毎日の走行距離は130−160キロほどだが、一般的な電動自転車の航続距離は40−50キロが中心だ。新基準は、配送車の航続距離を技術手段により延長するよう要求するものとなる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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