リン・チーリンに「セクハラ」発言?台北市長に非難集中―中国メディア

Record China    2019年9月6日(金) 13時50分

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台北市の柯文哲市長が4日に女優のリン・チーリンについて発言した内容が物議を醸している。写真はリン・チーリン。

台北市の柯文哲(カー・ウェンジャー)市長が4日に女優のリン・チーリン(林志玲)について発言した内容が物議を醸している。6日付で中国メディア・環球時報が伝えた。

台湾メディア・自由時報によると、柯市長は4日、あるメディアから、美人と有名な台北市の役人の黄瀞瑩(ホアン・ジンイン)さんと人気女優のリン・チーリンについて、「どちらがより美しいと思いますか」との質問を受け、「リン・チーリンはもうお嫁に行って妊娠した。このレースからは降りたよ」と答えた。また、リン・チーリン妊娠に関する情報源について、台湾大学の医学部を卒業した元医師でもある柯市長は「台湾大学附属病院のある医師から聞いた」と話したという。

今年6月にEXILEのAKIRAとの結婚を発表して以来、リン・チーリンの妊活事情については世間の関心も高く、週刊誌が台湾大学附属病院に張り込んでの取材内容を報道。しかし、リン・チーリンはプラーベートを侵害する内容の報道を個人事務所名義で強く批判。さらに、3日にはFacebookフェイスブック)に「私って太ってる?」と困り顔の自撮り写真を投稿し、妊娠のうわさを間接的に否定した。

そうした状況での柯市長の発言とあって、台湾では非難が集中。「『レースから降りた』という部分こそが本当に批判すべき点だ。妊娠が真実かどうかは別として、柯市長はそのあざけたような言い方で、リン・チーリンは市場における競争力を失ったと暗に言い放った」「柯市長はネットで話題になるために必死で、とうとうリン・チーリンの妊娠のことまでネタにしだした。毎日ニュースになるために、誰に対してもセクハラまがいのことをしている」といった声が寄せられているという。

また、ある弁護士は「柯市長は同病院を悲劇に陥れることになるだろう」とも指摘。「台湾の『医師法』では、医者は業務上知り得た患者の情報を外部に漏らしてはいけないと定められている。情報を漏えいさせた医師はおそらく、懲役および最高35万台湾ドル(約120万円)の罰金を科される」と説明した。(翻訳・編集/岩谷)

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