「黒猫警長」などを生んだ中国アニメの巨匠・戴鉄郎氏が死去

人民網日本語版    2019年9月5日(木) 16時10分

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アニメーション映画「黒猫警長(Blackcat Officer)」の監督、脚本を務めた戴鉄郎氏が9月4日午後7時25分、死去した。享年89歳。

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中国のアニメ制作会社である上海美術電影制片廠の微博(ウェイボー)公式アカウントによると、著名なアニメーションクリエイター、一級監督、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)の会員、中国美術家協会の会員、中国アニメ学会の理事、中国映画家協会の会員、国務院の特別手当受給者で、アニメーション映画「黒猫警長(Blackcat Officer)」の監督、脚本を務めた戴鉄郎氏が9月4日午後7時25分、死去した。享年89歳。中国新聞網が報じた。

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戴氏は、1930年にシンガポールで生まれ、1940年に本籍のある広東省恵陽市に戻る。1953年、北京電影学院を卒業した後、上海電影制片廠のアニメーショングループ、上海美術電影制片廠のアニメーションデザイン、美術設計などを担当した。

「黒猫警長」は、中国で最も早い時期に製作されたアニメーションシリーズ作品で、中国のアニメ史に大きな影響を与えた。正義のために勇敢に戦う「黒猫警長」や臆病でずるがしこい「一只耳」などの個性豊かなキャラクターが多くの人に愛され、子供達の間で「アイドル」的存在となってきた。そして、今でも、多く人の思い出として語り継がれている。(編集KN)

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