河野外相の「カメラ騒動」が中国でも報じられる=中国ネット「これは仕方ない!」

Record China    2019年9月4日(水) 16時50分

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8月に行われた日中韓外相会談での一コマが中国メディアに報じられ、ネットユーザーから反響が寄せられている。

8月に行われた日中韓外相会談での一コマが中国メディアに報じられ、ネットユーザーから反響が寄せられている。

中国の映像メディア・梨視頻が3日に投稿したのは、河野太郎外相が日韓外相会談の前に会場の外で記者と雑談した際の映像。河野外相は「それは何?キヤノン。それは?」などと記者にカメラのメーカーを尋ねている。映像にはそれに続いて、韓国のテレビキャスターが「河野外相の発言の意図としては、『君たちは日本製品をボイコットしているのに、日本製のカメラを使っているではないか』ということのようだ」などと話す様子が収められている。

この件について、河野外相はツイッターで「康京和(カン・ギョンファ)長官を待っている間、前の晩長城に一緒に上がった日本人記者と雑談してたら、その中に韓国の記者も混じってただけ」などと説明し、他意はなかったとしている。

しかし、梨視頻が「韓国人記者に対して発言した」などと伝えたことから、中国のネットユーザーからは「すごい皮肉だね」「これはあからさまな挑発」「これは仕方ない!日本はこの方面で誇るべき資本を持っているからね」「韓国人は(日本製ボイコットが)本気なら使わなければいいだけのこと」「日本の外相はただ、ボイコットなんて百害あって一利なしだと言いたかっただけなのでは。米中も同じだ」などと解釈する声が上がっている。

河野外相は中国でも“人気”があり、関連の話題は注目される。背景には、河野外相がツイッターで「偽中国語(日本語の漢字だけで意味をやり取りする)」を発信したり、中国外交部の女性報道官との自撮りツーショット写真を投稿したりしていることがある。また、最近は日本のネットユーザーの質問に対する軽妙な返答が中国で取り上げられ、話題になった。(翻訳・編集/北田

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