110年の歴史持つ刑務所が閉鎖へ、通称「死の城」―中国

Record China    2013年7月12日(金) 10時20分

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10日、中国・上海市にある「提籃橋刑務所」は現在も使用されている刑務所の中で最も歴史が古いが、都市開発のあおりを受け閉鎖することが明らかになった。

2013年7月10日、中国・上海市にある「提籃橋刑務所」は現在も使用されている刑務所の中で最も歴史が古いが、都市開発のあおりを受け閉鎖することが明らかになった。新華社通信が伝えた。

海外メディアによると、同刑務所は1903年に英国人が建設した施設で、「死の城」と呼ばれている。建築面積は約7万5000平方メートルで、都市開発の区域に指定されている。今後、一帯は商業や文化が融合した土地に生まれ変わる予定だ。

同刑務所の早期の建築物は、今年5月に国務院が発表した重点保護文化財に指定されている。英紙デイリー・テレグラフによると、同刑務所一帯の開発に携わる上海同済大学の学者は、「価値のある部分については一部保存するが、都市の開発や発展を思えばやむを得ない」と語っている。(翻訳・編集/内山

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