南海電鉄の会見、中国ネットが注目したのは?=「内容見なくても日本のことだと分かった」「日本製品の質が高いのは…」

Record China    2019年9月4日(水) 7時40分

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南海電鉄が特急列車の台車に亀裂が見つかった問題について謝罪した様子が、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で大きな注目を集めている。写真は南海電鉄。

南海電鉄が特急列車の台車に亀裂が見つかった問題について謝罪した様子が、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で大きな注目を集めている。

特急「ラピート」号の乗務員が8月23日、走行中に異常な音を確認。検査の結果、台車に14センチの亀裂があったことが分かった。30日の会見で同社役員らは「利用者や関係者に心配をかけ、深くおわびする」と謝罪。一方で、運輸安全委員会が深刻な事故につながる恐れのある「重大インシデント」に認定したことについては、「破断の恐れはなかった」とし、異なる見解を示した。

この騒動について、中国の映像メディア・梨視頻は9月2日、同社の会見の様子などを動画付きで投稿。中国のネットユーザーらは、動画で同社の役員らがお辞儀をしていることに着目し、「内容を見なくてもお辞儀で日本のことだと分かる」「お辞儀は日本の特色だからな」「日本ではお辞儀で解決できないことはない」など、やや日本の謝罪文化をやゆしたようなコメントが寄せられた。

一方で、問題発生後の対応を評価する声も多く、「過ちを素直に認める姿勢が素晴らしい」「日本は少なくとも(責任者が)出てきて謝罪する」「万に一つのミスも防ぐというのは難しい。事故を未然に防ぎ謝罪したという意味で、ポジティブに評価できる面もある」「日本製品の質が高いのは、日本人が職責を全うするから」といった意見も見られた。

なお、梨視頻の投稿は半日ほどで2000件以上のコメントと3万件以上の“いいね”が付くなど、注目を集めている。(翻訳・編集/北田

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