中国ネット検閲の父・方浜興氏が辞職願を提出、ネット上では歓迎の声―米メディア

Record China    2013年7月9日(火) 15時0分

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8日、グレートファイヤーウォールの開発者でもある北京郵電大学の方浜興校長がこのほど、健康上の問題を理由に辞職願を提出した。ネット上では歓迎と喜びの声が上がっている。

2013年7月8日、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語サイトによると、北京郵電大学校長の方浜興(ファン・ビンシン)氏は6月27日に2013年度の本科生卒業式で講演を行った際、健康上の問題を理由に同大学へ辞職願を提出したことを明かした。

方氏は「国家防火壁」(グレートファイヤーウォール、GFW)の父、ネット検閲の父などと呼ばれており、中国政府のネット検閲に大きく寄与した人物で、辞職のニュースは瞬く間にネット上で拡散し、多くのネットユーザーから歓迎と喜びの声が上がった。

オンライン作家の王小山(ワン・シアオシャン)氏は「簡単に言うと、彼は万里の長城の烽火台とも言える検閲システムを発明したが、匈奴の侵入は許すのに、漢民族は出て行けないものだった」と揶揄した。あるネットユーザーは「グレートファイヤーウォールはベルリンの壁のようなものだ。壁はいつか倒れる。この男は恥さらしとして歴史に名を刻むことになるだろう」とコメントした。

また、あるネットユーザーは「方浜興は病気で退職するが、彼が中国のために建てた壁はいつ取り除かれるのだろう。フェイスブックツイッター、ユーチューブにアクセスして『not found!』のエラーメッセージを見るたびに病魔が方校長に勝ちますように!と祈っているよ」とコメントしている。(翻訳・編集/岡田)

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