2013年7月8日、中国新聞社によると、2010年に米国でスパイスキャンダルを巻き起こし、「美しすぎるスパイ」として注目を集めたロシア情報機関の元職員アンナ・チャップマンさん（31）が3日、自身のツイッターで、米政府の個人情報監視活動を暴露した米国家安全保障局（NSA）の元契約職員エドワード・スノーデン容疑者（30）になんとプロポーズ。「スノーデンさん、私と結婚しない？」と書き込んだ。

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チャップマンさんは2010年、表向きにはマンハッタンの不動産会社を経営する女性社長を装いながら、米国で諜報活動を行っていた。その後、米警察に逮捕され、ロシアに送還される前に、スパイであることを認めていた。

送還された後は、ロシアの銀行であるファンド・サービス・バンクの頭取顧問を務めるなどし、企業家に成功の秘訣を伝授。一躍人気となった。

一方のスノーデン容疑者は6月23日、数週間滞在した香港を離れ、ロシアのモスクワ・シェレメーチエヴォ空港に移動した。同氏は同空港のトランジットゾーン（乗り継ぎ区間）にすでに10日以上滞在しており、米国とロシアは身柄の引き渡しに関する交渉を重ねている。現在スノーデン容疑者は21カ国に亡命の申請を出している。しかし希望していた南米エクアドルが受け入れを明言せず、むしろ対米配慮の姿勢を見せ始めたことから、ほかの国も受け入れを拒否し、逃走の道は狭まる一方となっている。（提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤）