韓国釜山、日本総領事館前の慰安婦像と徴用工像の設置を合法化へ=韓国ネットから賛否両論

Record China    2019年9月2日(月) 10時10分

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30日、韓国・聯合ニュースは、韓国・釜山にある日本総領事館前に設置された慰安婦像と徴用工像の「合法化の可能性」について報じた。写真は釜山日本総領事館前の慰安婦像。

2019年8月30日、韓国・聯合ニュースは、韓国・釜山にある日本総領事館前に設置された慰安婦像と徴用工像の「合法化の可能性」について報じた。

記事によると、釜山市議会福祉環境委員会のキム・ミンジョン議員はこのほど、道路占用許可対象に歴史的事件を記念する銅像やモニュメントの新設を含めることを主な内容とする「釜山市道路占用許可・占用料などの徴収条例」改正案を発議した。同条例案は道路専用の許可対象を在来市場のひさしや雨よけに限定していたが、歴史的事件を記念するための銅像やモニュメント、その他これと類似したものを追加するという。

都市安全委員会は前日29日の条例案審査で「その他これと類似したもの」を削除して修正可決しており、9月6日の本会議で同条例案が可決されれば、釜山日本総領事館前の慰安婦像と徴用工像も合法になるという。

これを受け、韓国のネット上は「もっと早くすべきことを、市議会は日本の顔色を伺って先延ばしにしてきた」とのコメントをはじめ、「2年近くうやむやになっていたけど、政権が変わってついに条例ができるんだね。釜山市民として本当にうれしく思う」「ついに設置が認められる!。これまで苦労してきた釜山市民のみなさん、お疲れさまでした」などと歓喜に沸いている。

ただし、その一方で「そもそもその場所は記念すべき場所?もっと記念すべき場所に移動して。もし領事館が移転したら銅像も一緒に移動させるの?」「これって自慢できること?自分なら恥ずかしくて片付ける」「銅像があれば国が豊かになる?働き口が増える?。冷たく厳しい国際情勢の中、ただ感情的に訴えるのは情けない」「領事館や大使館前に銅像を設置しないのは国際的な慣例。こんなことしなくても韓国人の意志を知らせることはできる」など否定的な意見も多く寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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