アシアナ航空機、過半数が中国人客=中国市場でのシェア拡大図る―中国紙

Record China    2013年7月8日(月) 22時10分

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7日、韓国アシアナ航空のボーイング777型機が事故を起こしたが、その乗客は約半数が中国人で、韓国人乗客の倍以上にのぼっていたことに注目が集まっている。資料写真。

2013年7月8日、第一財経日報によると、7日にソウル発サンフランシスコ行きの韓国アシアナ航空のボーイング777型機が事故を起こしたが、その乗客は約半数が中国人で、韓国人乗客の倍以上にのぼっていたことに注目が集まっている。

業界関係者によると、韓国は採算を度外視した低価格と高いサービス品質、ビザ免除の優遇措置などで長期にわたって中国人乗客の獲得に力を入れている。上海−サンフランシスコ路線は3社の直行便が就航しているが、チケットはやや高価。しかし、韓国を経由する韓国機ならチケット代はかなり安価に済み、今回着陸で事故を起こしたアシアナ航空機にも多数の中国人が乗っていた。

韓国機のチケット低価格の背景には仁川国際空港を国際ハブ空港として活用。利用客の大幅な増加が見込める巨大な中国市場を獲得しようとする狙いがある。中国−韓国間の路線は利益が見込めるが、韓国の航空各社は中国と欧米各国をつなぐ大きな市場をターゲットとしており、韓国政府もさまざまな面からそのサポートを行っている。(翻訳・編集/岡田)

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