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韓国でベストセラーの書籍「反日種族主義」が物議、「深刻な騒音を引き起こしている」と左派系紙

Record China    2019年9月1日(日) 11時20分

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韓国で異例のベストセラーになっている新刊本「反日種族主義」。文在寅政権に近い左派系紙は神経をとがらせ、「深刻な騒音を引き起こしている」と懸念を示した。写真は韓国の書店。

韓国で異例のベストセラーになっている新刊本「反日種族主義」に文在寅政権に近い左派系のハンギョレ新聞が神経をとがらせている。「韓日間の“経済戦争”を繰り広げている最中に聞こえてきたとんでもない知らせに開いた口がふさがらない」と批判。「深刻な騒音を引き起こしている」と懸念を示した。

7月に発売された「反日種族主義」は、李栄薫ソウル大名誉教授ら6人の共著。韓国は「親日は悪で反日は善であり、日本だけが悪の種族であると感じるシャーマニズム的世界観」に閉じ込められてさまよっており、それにより現在の危機が触発されたと解釈するなど、韓国内の歴史観と真っ向から対立する内容だ。

社説で取り上げたハンギョレ新聞は「著者たちの反歴史的かつ没理性的行動はもとより、恥辱の歴史を省察・自覚できない一部の退行的流れについては、懸念せざるを得ない」と指摘。「『韓国のうそ文化は国際的によく知られている事実』という文言で始まるこの本は、いきなり『種族主義』という表現を使い、韓国人を“反日”に執着する未開集団であるかのように描いている」と非難した。

さらに「日帝による徴用に強制性がなかったという主張も、あきれてものが言えないものだ」と断罪。「彼らが同書で主張する内容は、かなりの部分が日本の右翼の主張と相通じるものがある。おそらく右翼の“嫌韓”攻撃の良い素材として使われるだろう。結局“実証的”研究という名の下、民族を売るようなことではないか。自問してもらいたい」と語気を強めた。

別の記事でハンギョレ新聞はハン・チョルホ東国大学歴史教育科教授(近代史)の見方を紹介した。

この中で同教授は「日本の右翼はいまだに『近代化されていなかった韓国を近代化させ、西欧帝国主義の脅威からも保護してあげた』という論理を展開しており、そうした論理に同調する韓国の学者がいるのはこの上なくうれしいだろう」と言及。「しかし、日本が近代の文物を持ちこんだのは、朝鮮人のためではなく、より効率的に収奪するためだった。このように根本的原因ではなく表面的現象だけを見ると、歴史的評価を間違って下すことになる」と論じた。

同紙は書評欄でも「反日種族主義」に取り上げた。記事は「ベストセラーになったという事実は、私たち内部の葛藤がいかに深刻であるかを象徴的に示している。いくらなんでも、日本の植民地支配に対する一般の人々の常識が間違っており、強制徴用に対して『植民地支配の期間に多くの若者が金を目当てに、朝鮮より進んだ日本に対する“ロマン”を自発的に実行しただけ』と主張する本に出合うとは」と嘆いている。

中国共産党系の環球時報も「反日種族主義」について「韓国の大手書店で2週(8月7~20日)連続で1位を記録。すでに10万冊以上が売れているという」と報道。「韓国人が焦っている」と伝えた。(編集/日向)

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