韓国は「パラサイト」、日本は「天気の子」、中国には何がある?=来年のオスカーに中国ネットは「疑う余地もない」

配信日時:2019年8月28日(水) 15時10分
韓国は「パラサイト」、日本は「天気の子」、中国には何がある?
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中国メディア・新浪電影の微博アカウントは26日、「中国はどの映画をアカデミー賞で競わせるだろうか?」と問い掛けた。写真は「天気の子」の香港版ポスター。
映画情報を伝える中国メディア・新浪電影の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントは26日、「韓国からは『パラサイト』、日本からは『天気の子』が選ばれた。そこで恒例の質問だ。中国はどの映画をアカデミー賞で競わせるだろうか?」と投稿した。

2020年のアカデミー賞(オスカー)では、外国語(英語以外の言語)から選ばれる従来の「外国語映画賞」が「国際長編映画賞」に名称変更される。その「国際長編映画賞」の候補作に、韓国からは「グエムル-漢江の怪物-」などで知られるポン・ジュノ監督による、全員無職の貧困家庭の面々が裕福な家庭を侵食していくさまを描いたブラックコメディ「パラサイト」が、日本からは「君の名は。」を大ヒットさせた新海誠監督の最新作「天気の子」が出品されることが決まった。韓国の「パラサイト」は今年のカンヌ映画祭でグランプリであるパルムドール賞に輝いたこともあり、韓国映画初となるアカデミー賞でのノミネートが期待されている。

一方、中国はここ数年で陳凱歌(チェン・カイコー)氏や馮小剛(フォン・シャオガン)氏、張芸謀(チャン・イーモウ)氏といった著名な映画監督による作品を出品してきたものの、いずれもノミネートを逃している。今回の投稿には来年のアカデミー賞への出品作を予想する声が数多く寄せられた。

中国のネットユーザーのコメントでは、「疑う余地もない。『流浪地球(英語名:The Wandering Earth)』だ」「もちろん『哪吒之魔童降世(NeZha)』でしょ」と今年中国で大ヒットを記録した2作品を挙げる声が多く見られた。中国映画市場で歴代2位というヒットをたたき出したSF映画「流浪地球」の興行収入は、年初に46億元(約720億円)を超えた。中国のアニメ映画として史上最高のヒット作となった「哪吒之魔童降世」は、今月23日に興行収入43億元(約638億円)を突破した。

このほか、2月に開催されたベルリン国際映画祭で主演がそれぞれ最優秀男優賞と女優賞を受賞した「地久天長(So Long, My Son)」や、5月のカンヌ国際映画祭でコンペティション部門にエントリーされた「南方車站的聚会(Wild Goose Lake)」を挙げるコメントも散見された。

その一方で、「(中国がアカデミー賞で競える作品は)ない。ここ数年の中国でのヒット作はどれも民族意識に支えられたものだ。国内では売れても海外で受けるわけがない」「中国は十数年前から名監督らの作品をオスカーに送り出してきたが、何の声もかからなかった。彼ら(アカデミー賞の審査員)は何を根拠に外国映画の良し悪しを決めるのだろうか」「国内で売れればそれで十分だろう。どうして外国人の価値観に合わせないといけないんだ」などと消極的な意見も多い。(翻訳・編集/岩谷)

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