王毅部長「中日は強みを発揮し、新局面を切り開くべき」

人民網日本語版    2019年8月27日(火) 17時20分

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王毅国務委員兼外交部長(外相)は26日、自民党の野田聖子衆議院議員率いる日本議員訪中団と北京で会談した。

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王毅国務委員兼外交部長(外相)は26日、自民党野田聖子衆議院議員率いる日本議員訪中団と北京で会談した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。

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王部長は「中日は互いに重要かつ、引っ越すことのできない隣国であり、友好的に付き合わなければならない。これは両国及び両国民の根本利益にかなう。今年は新中国成立70周年で、日本も令和時代に入った。中日関係は新たな歴史的出発点に立っている。双方が両国関係改善の得た成果を大切にし、基礎を強固にし、強みを発揮し、短所をしっかりと補い、新局面を切り開くことを希望する。国際情勢が不確定性と不安定性に満ちている現在、近隣国間ではなおさらに理解し合い、支持し合い、助け合うべきだ。われわれは日本側と共に、ハイレベル往来を緊密化し、科学技術革新、医療、健康、療養、環境保護分野の協力を深化し、青少年など人的・文化的交流を強化して、両国関係が継続的発展の勢いを保つよう確保したい」と指摘。

「議員各位はいずれも日本の重要な政治家であり、長年にわたり両国友好のために積極的な貢献をしてきた。中日関係の歴史において、両国の付き合いがどんな困難に遭遇しても、日本各界には対中友好に尽力する重要な勢力が常にいた。まさに双方の終始変らぬ努力の下で、両国関係は困難を克服し、健全な軌道に戻ることができた。各位が引き続き中日友好及びアジアの平和と繁栄に新たな貢献をすることを希望し、また信じる」とした。

野田氏ら日本側議員は「現在世界情勢は重大な変化を経験している。日中関係は地域及び世界の平和と安定にとって極めて重要だ。両国は手を携えて努力し、日中関係のたゆまぬ前向きな発展を後押ししなければならない。日本側は女性政治家の役割発揮を含め、両国各レベルの交流を強化することで、現在直面する様々な試練への対処に共に尽力したい」とした。(編集NA)

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