韓国、日本とは破棄したGSOMIAをタイと締結へ=韓国ネットから疑問の声

Record China    2019年8月27日(火) 19時50分

拡大

27日、韓国・newspimは「韓国政府がタイとの軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結を推進する」とし、「日本を除外し東南アジア諸国連合(ASEAN)との協力を強化する」と伝えた。写真はタイ。

2019年8月27日、韓国・newspimは「韓国政府がタイとの軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結を推進する」とし、「日本を除外し東南アジア諸国連合(ASEAN)との協力を強化する」と伝えた。

記事によると、韓国政府は同日の国務会議で、来月1~3日に予定された文在寅(ムン・ジェイン)大統領のタイ訪問に合わせて、韓国とタイのGSOMIAを正式に締結することを決めた。タイが米国の次に朝鮮戦争への参戦を決定した国であること、韓国政府が進める新南方政策の中心国であることから「GSOMIA締結の意味は大きい」と判断したという。

韓国は現在、世界35カ国と軍事秘密情報保護に関する協定もしくは約定を結んでいる。日本を含む21カ国と協定を結び、13カ国および北大西洋条約機構(NATO)と約定を結んでいる。ただ、韓国政府が今月22日に日韓GSOMIAの破棄を発表したため、日本は11月23日にここから除外されることになる。韓国とタイがGSOMIAを通じて軍事秘密情報の相互保護のための制度的基盤を作る場合、2国の国防分野における支援と協力が大幅に強化されるとみられている。

文大統領は新南方政策を通じてASEANの国との協力水準を米国、中国、日本、ロシアの周辺4カ国と同じ水準に引き上げる計画だという。政府関係者は「韓国・タイGSOMIAの締結が韓国・ASEAN協力の強化に大きく貢献するだろう」と期待を示している。

これに韓国のネットユーザーからは「いい選択だ」日本を除外してASEANと固く結ばれよう。それが韓国が生き残る道」と賛同する声が上がっている。

一方で「タイとのGSOMIAによって韓国が得られる利益を説明できる人はいる?」「国民を笑わせるためにわざとしているんだよね?」「今後は北朝鮮がミサイルを発射したらタイと情報交流をするのか?」「日本を捨ててタイと手をつなぐ国は世界で韓国だけ」など疑問を示す声も数多く上がっている。(翻訳・編集/堂本

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携