日本がF-35Bのいずも型護衛艦への搭載を申請、「空母化計画が加速」と中国メディア

Record China    2019年8月27日(火) 16時20分

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26日、澎湃新聞は、日本が「いずも」型護衛艦への搭載を想定したF-35B戦闘機の配備を米国に申請し、「いずも」の空母化計画を加速させていると報じた。

2019年8月26日、澎湃新聞は、日本が「いずも」型護衛艦への搭載を想定したF-35B戦闘機の配備を米国に申請し、「いずも」の空母化計画を加速させていると報じた。

米海軍協会のニュースサイト・USNI newsの24日付報道を引用。米海軍関係者が「日本から米国にF-35B垂直離着陸戦闘機を『いずも』型護衛艦2隻に配備する申請が出された」と明らかにしたことを伝えた。

記事はそのうえで、現在「いずも」と「かが」の2隻が存在する「いずも」型護衛艦について、標準排水量1万9500トン、満載排水量2万7000トンで、空母のような前後貫通式甲板を備えていることから「準空母」と称されているほか、最大14機のヘリコプターを搭載し、同時に5機が離着陸可能であると紹介した。

そして、昨年12月に日本の内閣が承認した新しい「防衛計画の大綱」で、中期防衛の内容として「いずも」の改造によるF-35B搭載が含まれていたと説明している。

また、防衛省が16日に、米政府が提案していたF-35Bを自衛隊の新世代垂直離陸戦闘機に選んだと発表し、その理由を「要求される各種基準をすべて満たしている」としたことを紹介。42機を導入する計画で、2023年度までにそのうち18機を導入であり、1機あたりの単価は約140億円だと伝えた。

さらに、改造後の「いずも」は空母と称されるのを防ぐため、多機能護衛艦として大型災害支援など多様な任務を担うとされているものの「ひとたび改造されてF-35が搭載されれば、事実上真の空母になる」とした。(翻訳・編集/川尻

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