ニュージーランドの大学の中国依存が露呈―ニュージーランドメディア

配信日時:2019年8月28日(水) 8時10分
ニュージーランドの大学の中国依存が露呈―ニュージーランドメディア
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27日、ニュージーランドのテレビ局「TVNZ」のニュースサイトはこのほど、「ニュージーランドの大学の中国依存が露呈」とする記事を掲載した。写真はオークランド大学。
2019年8月27日、中国紙・環球時報は、ニュージーランドのテレビ局「TVNZ」のニュースサイトがこのほど、「ニュージーランドの大学の中国依存が露呈」とする記事を掲載したことを紹介した。

それによると、記事はまず、「ニュージーランドの大学は、過去10年間の多様化に向けた努力にもかかわらず、ますます中国からの留学生に依存するようになっていることが、教育省の数字から明らかになっている」とした上で、2018年の同国の大学生の18%は海外から来た学生であり、この割合は10年前は13%であったこと、うち47%が中国から来た学生であり、この割合は09年は29%であったことを紹介した。

その上で、ニュージーランド高等教育連合(TEU)のマイケル・ギルクリスト会長が、「これほど高い留学生の割合は深刻な財政的リスクを伴う。それらにはアジア金融危機や鳥インフルエンザなどによるショックも含まれるが、もう一つの大きなリスクは中国の大学の成長だ」とし、「中国の大学がランキングで順位を上げ、より多くの学生が国内にとどまり、他国の学生を引き付けるようになるのは時間の問題だ」と指摘していることを紹介した。

記事はまた、18年の外国人学生比率が最も高かったのはリンカーン大学の35%であり、同大のブルース・マッケンジー副学長が、同比率は今後、過去最高の50%に達すると見込んだ上で、「大学は学生の出身国の多様化に努めているが、その多様化は中国から来る学生の増加に追いついていない」と述べていることを伝えた。

記事はさらに、外国人留学生数が最多のオークランド大学では、18年のフルタイムの留学生数は6265人で、全学生の19%を占めており、同大のスチュアート・マカッチョン副学長が、「海外から学生を募集することは確かに財政的なリスクを伴う。だがそれは、国内での学生募集においても同様だ」との見方を示していることを紹介した。

記事は一方で、「留学生は大学内でより大きな発言権を望んでいる」とし、ニュージーランド国際学生協会のルーカス・クリステン会長が、「留学生にも学内の委員会や理事会に席を割り当て、意思決定に彼らを含める必要がある」と指摘していることを伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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