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ソウルのホテルが頭を悩ます中国人観光客の詐欺、その手口は?

配信日時:2019年8月30日(金) 23時20分
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2019年8月27日、韓国・東亜日報は、ソウルのホテルが中国人観光客の「カード決済詐欺」に頭を悩ませていると報じた。

記事によると、ソウルのホテルでは最近、中国人観光客による詐欺が相次いでいる。その手口は、予約した部屋のチェックイン前にクレジットカードで決済し、その後当該カードの紛失届けを出してカード会社の支払いを防ぐというもの。具体的には、1.宿泊予約サイトなどで予約後に宿泊客がホテル側に前払いすると連絡、2.ホテル側が電話やメールで宿泊客のクレジットカード番号を教えてもらい、端末機で「Key In決済」をする、3.宿泊客のチェックイン時にホテル側が前払いしたクレジットカードとパスポートなどの身分証を照会して同一人物であるか確認、4.宿泊客は中国に帰国後「決済したカードを紛失した」とカード会社に申告、5.カード会社が「Key Inまたは電話承認の取引は正常の取引として認めない」という規定により支払いの停止処理を行う、という方法だ。

ホテル関係者は「大手ホテルは弁護士を選任して対応するが、民宿やゲストハウスのような小規模の宿泊業者はこうした被害を受けるとお手上げ状態」と説明した。また別のホテル関係者は「4、5つ星級のホテルが被害を受け、50万ウォン(約44万円)から1000万ウォン(約87万円)以上の被害が発生したこともある」と話した。被害に遭ったホテルは「現地決済のみ可能」という内部規定を設けて対応している。

また、宿泊客が中国へ帰国した後は身柄の確保が難しく、警察でも捜査が難航している。警察関係者は「微博(ウェイボー…中国版ツイッター)など、中国のオンラインサイトを中心に犯罪手法が拡散している可能性がある」とし、ホテルを含む韓国内の宿泊施設に注意を呼び掛けているという。

これを受け、韓国のネット上では「これはすいぶん前から問題になってたこと。新しい手口なんかじゃない。それでもだまされてきたのは顧客を手放したくなかったからだろう。だまされるかもしれないって分かってて対応してあげる方が問題」との指摘が寄せられている。

また、韓国で日本旅行ボイコットの動きが広まっていることを念頭に「日本の代わりに中国を選んだんだから我慢しなきゃ」「文大統領:高高度防衛ミサイル(THAAD)報復にも屈しない。親中反日で行きます」「日本が500年の敵だとしたら、中国は5000年の敵」「日本人だったら絶対そんなことしないだろう」などと指摘する声も。

また「前払いの対策として決済予定金額の10~20%だけ支払い可能で、残りは現場決済にしたらいい」「名前のリストを作成して入国停止にして」など対策を訴えるユーザーもいた。(翻訳・編集/松村)
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