対北朝鮮政策の支持を得た朴槿恵大統領訪中、その成果は訪米以上に―韓国メディア

Record China    2013年7月2日(火) 19時10分

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1日、環球時報は記事「対北朝鮮政策の支持を得た朴槿恵大統領訪中、その成果は訪米以上に―韓国メディア」を掲載した。写真は6月30日、西安の兵馬俑を訪れた朴大統領。

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2013年7月1日、環球時報は記事「対北朝鮮政策の支持を得た朴槿恵大統領訪中、その成果は訪米以上に―韓国メディア」を掲載した。

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27日から始まった朴槿恵(パク・クネ)大統領の中国公式訪問は30日の西安市で日程を終えた。今回の訪中を韓国メディアは高く評価、「今後20年間の中韓協力の基盤を作った」と評価した。

韓国ニューシース通信社は30日、朴大統領訪中の最大の成果は、新政権が掲げる「朝鮮半島信頼過程」について中国側の肯定を勝ち取ったことだと評した。共同声明でも朝鮮半島問題に関する項目が大きく増えている。

ただし北朝鮮の核問題については両国に微妙な違いもあった。韓国側は「北朝鮮の核廃棄」といった文言を外したがっていたが、中国側が主張する「朝鮮半島の非核化」という文言が織り込まれた。朝鮮半島の平和と安定に対する脅威として、韓国は「北朝鮮の核兵器」との表現にすることを希望したが、中国側の要求する「関連する核開発」という言葉となった。

六カ国協議についても中韓には微妙な差異がある。韓国側は協議再開の条件として、第4回六カ国協議共同声明に基づき、北朝鮮が「すべての核兵器及び既存の核計画を放棄すること」をするべきと主張していたが、中国側は協議再開が優先で、その上で朝鮮半島の非核化を進めるべきだと主張した。

30日付朝鮮日報は、朴槿恵大統領が帯同した韓国史上最大のビジネス訪問団を高く評価している。韓国経済界が得た実益も小さなものではない。30日付ソウル経済は「訪米以上の成果」と絶賛している。韓国大統領府の趙遠東経済首席秘書も、経済面からみれば訪米以上の成果だと指摘、とりわけ中韓スワップ協定の延長の意味は大きいとコメントした。(翻訳・編集/KT)

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