女性用公衆トイレの盗撮防止、韓国で2次元バーコードによる出入管理システム試験導入―中国メディア

Record China    2020年9月29日(火) 23時40分

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中国のニュースサイトの環球網は29日、韓国について、「女性用公 衆トイレの盗撮を防ぐため、2次元バーコードによる出入管理システムを試験導入する」と報じた。写真はソウル。

中国のニュースサイトの環球網は29日、韓国について、「女性用公衆トイレの盗撮を防ぐため、2次元バーコードによる出入管理システムを試験導入する」と報じた。

韓国の通信社ニューシスの報道として伝えたもので、それによると、韓国土地住宅公社は27日、デジタル性犯罪予防のため「女性用公衆トイレ出入管理システム」を開発し、世宗市などで試験導入すると明らかにした。

韓国では最近、女性用公衆トイレなどで発生する不法撮影などのデジタル性犯罪が社会問題となっている。

韓国土地住宅公社は、誰もが安心して利用できる環境を造成するため、2次元バーコード認証方式の公衆トイレドア制御システムの開発に取り組んできた。このシステムは公園内や商業施設内のトイレに適用可能で、女性であれば誰でも、スマートフォンにアプリをインストールしてキャリアの認証を受けた後、生成された2次元コードをドアの端末にスキャンすることで出入り可能となる。今年下半期にシステムを完成させ、世宗市などで試験導入し、全国に拡大する方針だ。

環球網はまた、韓国紙コリア・ヘラルドの報道を引用し、「公衆トイレへの2次元バーコードによる出入管理システム導入は、さまざまな反応を引き起こしている」とし、ある20代女性のコメントとして、「トイレを利用する前に情報を提供するのは気が進まないが、オプションがまったくないよりはましだと思う」と伝えた。

さらに、「統計によると、韓国では2018年に1日平均16.2件の盗撮が行われ、加害者の約97%が男性だ」とも伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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