第15回台北映画祭2013「失魂」で開幕、ピーター・チャン、杉野希妃特集も―台湾

Record China    2013年7月1日(月) 20時20分

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6月28日、「第15回台北映画祭2013」が台北市で開幕した。台湾映画の新作など170作品を上映する。

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2013年6月28日、「第15回台北映画祭2013」が台北市で開幕した。台湾映画の新作など170作品を上映する。

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オープニング作品は、鍾孟宏(チョン・モンホン)監督のスリラー「失魂」。病を機に人が変わった息子と父の関係を、緊張感たっぷりに描く。上映後の質疑応答には、鍾監督、ジミー・ウォング(王羽)、ジョセフ・チャン(張孝全)、チェン・シャンチー(陳湘[王其])らが出席。往年のカンフー・スターであるジミー・ウォングと、昨年の同映画祭でも主演作「GF*BF(原題:女朋友。男朋友)」が開幕を飾ったジョセフ・チャンの顔合わせとあって、チケットは発売早々に売り切れる人気となった。

「片腕ドラゴン」(1972)などで一時代を築いたジミーも70歳。この日は杖をついての登場だったが、大スターの貫禄十分。終始緊張気味のジョセフと対照的に、冗談を飛ばすなどリラックスした様子で、会場を埋めた1000人を超す観客を喜ばせていた。

コンペティション部門の「国際青年監督賞」には、日本の下手大輔監督の「はなればなれに」(2012)など12作品が出品。特集上映として香港のピーター・チャン(陳可辛)監督、アジアで幅広く活動する女優の杉野希妃、中国のドキュメンタリー作家ワン・ビン(王兵)監督らを取り上げる。さらに、世界の都市に焦点をあてた「シティー・オブ・フォーカス」のテーマはイスタンブール。トルコ映画を新旧取り混ぜて上映する。7月20日まで。(文・写真/遠海安)

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