サムスンとLGが8Kテレビめぐり正面から「殴り合い」、韓国内部から不満の声―中国メディア

Record China    2019年9月24日(火) 6時10分

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23日、鳳凰網は、韓国の電子製品大手同士のサムスン電子とLGが互いに相手をおとしめ合う状況に陥っていると報じた。写真はLGの広告。

2019年9月23日、鳳凰網は、韓国の電子製品大手同士のサムスン電子とLGが互いに相手をおとしめ合う状況に陥っていると報じた。

記事は両社が17日にそれぞれ8Kテレビの技術説明会を開催し、それぞれが相手の8Kテレビ製品を「ニセ8K」だとしてその欠点を論ったと紹介。今月初めにサムスン製8Kテレビと比較し、サムスン製は明暗のコントラストが低いことをアピールしたLGは17日の説明会で再びサムスンを「口撃」し、「サムスンの8Kは、われわれの4Kテレビにも及ばない」と評したと伝えている。

一方でサムスンについては、同日の説明会で「明暗のコントラスト比は90年前に出された指標で、今の高解像度ディスプレーには使えない。そしてテレビの画質は各指標を総合的に評価すべきものであり、一つの指標だけ論じても意味がない」と主張するとともに、現場で新聞紙の写真をテレビに表示する比較を行い、LG製より自社製品の方がはっきり見えるとアピールしたことを紹介した。

そのうえで、両社はこれまでにも互いをおとしめる行為を行ってきたが、今回は特に韓国国内から両社に対して「日本による輸出制限や国際貿易環境が悪化している状況での同士討ちはやめ、一緒に8Kテレビに取り組むべきではないのか」との不満の声が出ていることを伝えた。

記事はまた、両社がもともとは「血縁関係」にあるとし、1957年にLG創業者の三男とサムスン創始者の次女が結婚したとも紹介。しかし、両社の蜜月時代は長く続かず、サムスンが電子分野に参入して以降、両社の関係は急速に悪化していったと説明している。(翻訳・編集/川尻

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