王毅部長が日韓外相とそれぞれ会談

人民網日本語版    2019年8月21日(水) 17時20分

拡大

王毅国務委員兼外交部長(外相)は20日、第9回中日韓外相会談に出席するため訪中した日本の河野太郎外相、韓国の康京和外相と北京でそれぞれ会談した。

(1 / 2 枚)

王毅国務委員兼外交部長(外相)は20日、第9回中日韓外相会談に出席するため訪中した日本の河野太郎外相、韓国の康京和外相と北京でそれぞれ会談した。新華社が伝えた。

その他の写真

河野外相との会談で王部長は「中日関係の一層の改善と発展の成果はようやく得られたものであり、双方は一層大切にすべきだ。緊密な意思疎通を行い、次の段階の上層部政治交流のために必要な環境と良好な雰囲気を創造するべきだ。多国間分野の協力を強化し、あらゆる形の保護主義と一国主義に反対すべきだ」と述べた。

王部長は中日間の敏感な問題における中国側の原則的立場を明確に表明したうえで、双方がリスクの防止・制御を強化し、摩擦や溝に建設的に対処する必要性を強調した。

河野外相は「日本側は中国側と緊密に協調して、次の段階の上層部政治交流が前向きな成果を得るよう確保したい」と述べた。

王部長は、米側がこの地域に地上発射型中距離ミサイルを配備することに反対するとの中国側の原則的立場を明確に表明した。

河野外相は、日本側が引き続き専守防衛政策を堅持することを重ねて表明した。

康外相との会談で王部長は「中韓関係は良好に発展している。韓国側が『一帯一路』共同建設に積極的に参加し、第三国市場を共同開拓し、自由貿易協定(FTA)の第2段階交渉を加速することを希望する。現在は特にハイテクとイノベーション分野の協力を強化し、多国間の枠組で調整を緊密化する必要がある。中日韓は多国間主義と自由貿易を共同で守るべきだ。日韓が対話と協議を通じて現在の溝に適切に対処することを希望する」と述べた。

康外相は「韓国側は中国側と共に努力して、引き続き韓中関係をより幅広く、深いものにしていきたい」と述べた。

両氏は朝鮮半島問題について意見交換した。(編集NA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携