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ドーピング検査妨害疑惑の中国選手の聴聞会が延期に、中国メディアは東京五輪への影響懸念

配信日時:2019年8月21日(水) 15時0分
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スポーツ仲裁裁判所(CAS)は20日午後、9月に予定されていた中国競泳選手・孫楊の聴聞会を10月以降に延期すると発表した。写真はダンカン・スコットに対して激高する孫。

スポーツ仲裁裁判所(CAS)は20日午後、9月に予定されていた中国競泳選手・孫楊(スン・ヤン)の聴聞会を10月以降に延期すると発表した。中国メディアの観察者網などが伝えた。

延期の理由は、出席者の「予期せぬ個人的な事情」とされた。聴聞会開催は早くても10月末以降になるという。記事は、「繰り返し延期されれば、孫楊の東京五輪への準備に影響を与えることになる」と懸念を示している。

豪メディアは先日、国際水泳連盟(FINA)の報告書をリークし、2018年9月に孫が警備員と共に血液サンプルをハンマーで破壊してドーピング検査を妨害したと伝えた。これを受け、アンチ・ドーピング機構(WADA)は孫を不問に付したFINAの判断は不当だとしてCASに申し立てを行い、今年9月に聴聞会が行われる予定だった。

中国メディアは騒動について、「孫と検査員の間に衝突が起きた」「検査員が有効な証明書を提示しなかったため、孫の警備員が血液サンプルを持ち去った」などと伝えており、「ハンマーで破壊した」とされていることには全く言及していない。

今年7月の世界水泳(韓国光州)では、CASの審理が行われていない状況で孫の出場が認められたことに不満を示す選手もいた。男子400メートル自由形の表彰式で、銀メダルを獲得したマック・ホートン(豪州)は、金メダルを獲得した孫と表彰台に上がることを拒否。男子200メートル自由形の表彰式でも、銅メダルを獲得したダンカン・スコット(英国)が孫との記念撮影を拒んだ。

なお、CASは孫の聴聞会を公開で実施するとも発表した。AFP通信は孫について、「永久追放処分が下る可能性もある」と報じている。(翻訳・編集/北田

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