中国は世界3位の対外投資国に、投資先では世界一―UNCTAD

Record China    2013年6月30日(日) 10時54分

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28日、国際連合貿易開発会議(UNCTAD)がこのほど発表した2013年版の「世界投資報告書」によると、2012年に中国の対外直接投資は過去最高の840億ドルを記録し、中国は米国と日本に次ぐ世界3位の対外投資国になった。写真はアップル。

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2013年6月28日、国際連合貿易開発会議(UNCTAD)がこのほど発表した2013年版の「世界投資報告書」によると、2012年に中国の対外直接投資は過去最高の840億ドルを記録し、中国は米国と日本に次ぐ世界3位の対外投資国になった。また、各国の投資促進機関が行った調査によると、中国は対外直接投資を行う国の中で最も将来性がある国だという。人民日報海外版が伝えた。

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同報告書によると、中国は多国籍企業の投資先として真っ先に名前が挙がる国だ。多国籍企業の投資先国で評価が高い5カ国のうち、1位は中国、2位は米国だ。UNCTAD関連部門の責任者は、「中国は海外資本を吸収してグローバルバリューチェーンの中でグレードアップを重ね、国内でより多くの付加価値を生み出すのに成功した模範的事例の一つになった」と話す。

だが同報告書は次のような分析も示す。中国企業が世界のバリューチェーンに参加するといっても、海外の多国籍企業のバリューチェーンへの参加や適応に限られるケースが今なお多い。このため中国企業はグローバルチェーンのローエンドや低付加価値の段階に集中し、付加価値構造モデル「スマイルカーブ」の真ん中や底にいるところが多い。

同報告書はまた、グローバルバリューチェーンにおける競争の基本的な局面において、世界最大規模の多国籍企業はグローバルバリューチェーンや産業配置を利用して高付加価値の重要な段階を掌握しており、資源や市場を掌握する力をますます強めている、と述べている。(提供/人民網日本語版・翻訳/ KS・編集/TF)

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