「対日同盟」で足並みそろえる中韓両首脳、安倍首相を針のむしろに―米華字メディア

Record China    2013年6月29日(土) 18時0分

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27日、中国を訪れている韓国の朴槿恵大統領は習近平国家主席と単独首脳会談を行い、朝鮮半島の非核化と平和維持のための戦略的協力を続けていくことに合意した。資料写真。

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2013年6月27日、米華字ニュースサイト・多維新聞は「習近平朴槿恵が対日同盟築く、安倍晋三を針のむしろに」と題した記事を掲載した。

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韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は27日、中国を訪問し、習近平(シー・ジンピン)国家主席とその日のうちに単独首脳会談を行った。その後、「中韓未来ビジョン」共同声明や中韓戦略的パートナーシップ行動計画を発表。朝鮮半島の非核化と平和維持のための戦略的協力を続けていくことに合意した。共同声明の中で「歴史とこれに伴う問題で、地域内の国家間の対立と相互不信が深刻化している不安定な状況が続いていることに、懸念を表明する」との文言が含まれ、歴史問題に関する日本の政治姿勢を暗に批判した。

朴大統領は過去30年の外交慣例を破り、日本よりも先に中国を訪問。中国と緊密な関係を築くことで、北朝鮮や日本に対するけん制力になるとの見方が有力だ。中国と韓国が政治、経済、軍事、文化などあらゆる分野での協力関係と共通性を強調する一方で、日本の安倍晋三首相は韓国と共通する価値観を持っていることを主張しながら、中韓両国に対話を呼び掛けており、その姿には焦りすら感じる。

こうした孤立状態から抜け出すために、日本政府はブルネイで開催される東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に合わせて、7月1日に韓国と外相会談を開く。また、中国の王毅(ワン・イー)外相との非公式な接触を試みる予定だ。(翻訳・編集/本郷)

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