尖閣問題で免戦牌を掲げたことはない、戦争の準備は続けていると軍関係者が発言―中国メディア

Record China    2013年6月29日(土) 14時20分

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27日、人民網は記事「中国軍関係者、尖閣問題で免戦牌を掲げたことはない、戦争の準備は続けていると発言」を掲載した。写真は浙江省の幼稚園での運動会。軍服を着て銃を持ち匍匐前進などを競う尖閣防衛競争が行われた。

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2013年6月27日、人民網は記事「中国軍関係者、尖閣問題で免戦牌を掲げたことはない、戦争の準備は続けていると発言」を掲載した。

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26日、中国戦略文化促進会常務副会長、事務局長の羅援(ルオ・ユエン)退役少将は人民網のイベントに参加。「“軍事大国化”を進める日本、その意図はどこにあるのか?」をテーマにネットユーザーと意見を交換した。

「尖閣問題は戦争を引き起こすのか?」はネットユーザーが注目し続けてきた問題。羅退役少将は戦争には偶発的衝突、中規模の戦争、全面戦争の3つのレベルがあると指摘。日本には全面戦争をする能力も胆力もないが、局地戦の警戒は怠ってはならないと強調した。もし偶発的な衝突が起きるとすれば、その責任は日本にあることは間違いないともコメントしている。

また中国側は平和的な交渉による尖閣問題解決を呼び掛けているが、一方で積極的防御という戦略を捨ててはならないと強調。領土と引き替えに平和を選ぶ、免戦牌(挑発されても戦闘には応じないことを表明する札)を掲げたと誤解させてはならず、中華民族の国家主権と領土の完全性を守る決心と意志を表明するべきだと主張した。(翻訳・編集/KT)

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