米中貿易戦争はいつまで続くか―米華字メディア

Record China    2019年8月20日(火) 8時0分

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19日、米華字メディアの多維新聞は、「米中貿易戦争はいつまで続くか」に関する各エコノミストの見解を紹介した。資料写真。

2019年8月19日、米華字メディアの多維新聞は、「米中貿易戦争はいつまで続くか」に関する各エコノミストの見解を紹介した。

米ニュースサイトのビジネスインサイダーによると、パンテオン・マクロエコノミクスのチーフエコノミスト、イアン・シェパードソン氏は、中国政府の最善の解決策について「われわれの見方は、米国の新政権がその交渉姿勢においてより一貫性があることを期待して2020年の米大統領選後まで待つことだという方向にますます傾いている」と指摘しているという。

ロイター通信によると、米ゴールドマン・サックスのエコノミストは、「米中貿易戦争が景気後退につながるリスクが高まっている」と指摘した上で、「両国は2020年の米大統領選までには通商協議で合意しない」との見方も示しているという。

一方、米国の中国問題専門家でテキサス大学オースティン校中国公共政策センター長のデイビッド・ファイアスタイン氏は、中国紙・環球時報とのインタビューで、「トランプ米大統領は中国に圧力をかければ譲歩を引き出せるとの前提で活動しているように思われる。だが私の判断では、そうした前提は間違っている」とした上で、「トランプ氏が中国に対する関税政策を継続すれば、一定の票を失い大統領選に敗れることになるだろう。再選のためには2020年の夏までに貿易戦争を終わらせなければならない」としているという。(翻訳・編集/柳川)

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