中国からの「白衣の天使」、日本の病院で増加中―華字紙

Record China    2013年6月29日(土) 8時20分

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27日、日本の医療現場で働く外国人看護師が増えている。その多くが中国人で、深刻な人手不足を解消する大きな力になると期待されている。写真は湖北省の看護師。

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2013年6月27日、日本華字紙・日本新華僑報によると、中国からの「白衣の天使」が日本で注目されており、その数も増加している。

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少子高齢化が進む日本では医療現場の人手不足が深刻な問題になっている。この問題を解決するには外国からの人材導入が必要不可欠だ。看護師の国家試験の対象を外国人にまで拡大して、すでに4年が経過した。2008年の国家試験に初めて参加した外国人は104人だったが、翌年の2009年にはインドネシアとフィリピンからの参加者だけで379人となった。

日本メディアの報道によると、東京と大阪および周辺地域の私立病院で、少なくとも217人の有資格の外国人看護師が働いている。そのうち183人が中国人看護師だという。京都市にあるNPO法人は中国の23大学と提携し、2006年から現地で日本語講座を開催。受講する学生は当初の数十人から300人ほどに増え、2013年には76人が来日して日本語や医学知識を学ぶ予定だ。

中国・大連市の大連医科大学では日本語講座を受講する学生の数を、現在の40人から160人に増やす計画だ。中国も高齢化が加速度的に進んでいるため、日本の先進看護を学んだ人材が中国に戻って活躍してくれることを期待している。(翻訳・編集/本郷)

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