厚労省が「健康的な食事」基準整備、中国系サラリーマンから歓迎の声―日本華字紙

Record China    2013年6月29日(土) 11時20分

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27日、厚生労働省が「健康な食事」の基準を整備し、具体的なメニューを作ることが決定した。日本で働く中国系サラリーマンから歓迎する声が上がっている。資料写真。

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2013年6月27日、日本では外食したり弁当やおかずを買って帰ったりする人が増えているが、そうした食事は栄養に偏りが生じやすいと専門家が指摘しており、厚生労働省は「健康な食事」の基準を整備し、具体的なメニューを作ることが同省の検討会で決定した。日本の華字紙・日本新華僑報が伝えた。

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日本には中国系のサラリーマンも多いが、昼食は外食になり、必ずしも健康的な食事が取れるとは限らず、栄養面での偏りが心配されることも少なくない。そうした中、国が具体的な基準を定めれば、それを参考にすることで健康に配慮した食生活が送りやすくなると歓迎する声が上がっている。

厚生労働省はタンパク質やビタミンなどの摂取すべき量については取り決めていたが、具体的なメニューまでは示していなかった。今回、「何をどれだけ食べればよいか分かりづらい」という指摘を受け、1回の食事ごとの食品摂取量に関する基準を新たに定めることになった。また、これをきっかけに1日3食をしっかり取るように食生活を見直すことも期待されている。

都内の金融機関で働いているという中国系サラリーマンは、昼食はいつも会社の近くのレストランで食べている。仕事が忙しく外食ばかりでなかなか健康にまで注意が向かないが、具体的なメニューで「健康な食事」が示されれば十分な栄養が取りやすくなると話している。(翻訳・編集/岡田)

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