2013年6月25日、中国福建省泉州市内を走るバスの車内で、濡れた子供服4枚を手すりに干した女性客がいた。これを目撃した乗客が写真を撮り、マイクロブログ・微博に投稿。これを見たネットユーザーからは賛否両論が寄せられている。26日付で海峡都市報が伝えた。

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25日、泉州市内は大雨が降っていた。問題のバスの乗務員によると、あるバス停でびしょ濡れの若い母親と幼い男の子が乗り込んできた。母親は座席に座ると、抱いていた男の子の濡れた服を脱がせて、乾いた服に着替えさせた。さらに脱いだ服を窓側の手すりに干し始めたため、これを見ていた乗務員が母親に注意。しかし、母親は「子供が風邪ひいたら困る」「ここに干したって、どうってことないでしょ？」と言って、注意を無視したという。母親はバスを降りる際に、干していた服を取り込んでいった。

バスの車内に干された服の写真がネット上に公開されると、「発想がすごい！」と称賛する声や「家に帰って干せばいいのに。みっともない！」と非難する声が殺到。「これもありでしょ？」「仕方ないんじゃない？おすすめはしないけど」と、母親を擁護する声も多かった。だが、バス会社の責任者は「見た目も悪いし、安全性にも影響がある。服が濡れたなら、袋にでも入れておくべき。バスの車内に干しても、そう簡単には乾かないのだから」と話し、こうした行為を行わないよう乗客に呼びかけている。（翻訳・編集/本郷）