一夜の暴風雨で電波塔が真っ二つ、工場を直撃して2人重傷―河北省石家庄市

Record China    2013年6月27日(木) 20時10分

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27日、中国北部・河北省石家庄市で暴風雨のために電波塔が真っ二つに折れて倒壊したことがわかった。ケガ人2人を出している。

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2013年6月27日、中国北部・河北省石家庄市で暴風雨のために電波塔が真っ二つに折れて倒壊したことがわかった。ケガ人2人を出している。燕趙都市報が伝えた。

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25日夜、同市を暴風雨が襲った。なんとその風圧で、市内にある高さ30〜40メートルの電波塔が真ん中からポッキリと折れてしまった。倒壊した塔は、南側にあった工場の屋根を直撃。これを突き破って、作業中だった2人が重傷を負った。現場に居合わせた作業員は地震が来たと思い、多くが屋外に避難したという。

電波塔はもともと、素人目に見ても構造材が細すぎ、「何かあったら倒れるのではないか?」と地元当局に申し入れる者もいた。しかし、当局の返答は「電波塔の設計は非常に理にかなったもので、華北平原の強風にはビクともしない」との内容だった。

電波塔は中国の移動体通信三大大手チャイナ・ユニコム(中国聯通)の所有。燕趙都市報の記者はチャイナ・ユニコムに事故状況について取材を申し込んだ。「電波塔の建設は関連当局の許可を得たものか」「事故を管轄するのはどの部署か」「同型の電波塔について、安全点検を行うか」について質問したが、いずれも返答は得られていないという。(翻訳・編集/愛玉)

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