専門家「明らかなカラー革命の特徴」とは何か(二)

人民網日本語版    2019年8月16日(金) 21時20分

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国務院港澳(香港・マカオ)事務弁公室と中央政府駐香港連絡弁公室はこのほど深センで香港情勢について座談会を開いた。

元中央党校党委員会委員兼一級教授の韓慶祥氏

国務院港澳(香港・マカオ)事務弁公室と中央政府駐香港連絡弁公室はこのほど深センで香港情勢について座談会を開いた。国務院港澳事務弁公室の張暁明主任は「最近の香港でのデモ行進と暴力活動におけるいくつかの行為は、すでに『一国二制度』原則の譲れぬ一線への重大な挑戦となっている。少なからぬ香港人が言うように、条例改正事件はすでに変質し、明らかな『カラー革命』の特徴を帯びている」と述べた。

「カラー革命」の背後にはどのような深い意味があるのか?その手法は何か?元中央党校党委員会委員兼一級教授の韓慶祥氏が人民網「強国論壇」で解説した。

米国が他の国や地域で「カラー革命」をする方法と手順は?

【韓氏】米国が「カラー革命」をする手段、手順、ロジックははっきりしている。

第1段階、世界の全ての国々が米国のスタンダードを尊重し、西側のスタンダードを見習うようにする。

第2段階、西側のスタンダードで他国の実践を見て、他国の発展路線を検査する。その後、「西側の月は他国より丸い」との結論を出させることで、他国のイメージを悪くさせ、米国を正義とする。

第3段階、「米国の月はより丸く、他国の月はより欠けている」ということで、歴史ニヒリズムに理論的基礎を与える。つまり他国の歴史、文化、伝統を否定し、他国の指導者と英雄を否定して、他国の木の「根」を朽ち果てさせる。

第4段階、心理面から文化を攻め落とし、思想を解体し、思想の長城、精神の長城、心理の長城を攻め落とす。この4つの段階は一歩一歩深まり、相互に結びつき、周到で有機的な一つの全体を構成している。

思想の解体に始まり、青年の激しい感情は「両刃の剣」となる。

■「カラー革命」の参加主体がいずれも青年なのはなぜか?

【韓氏】4つの原因がある。

第1に、一部の若い学生は大学で学ぶ過程で西側の影響を比較的多く受け、西側の文化観念を比較的多く受け入れる。

第2に、多くの大学生は社会と接触する機会がなく、まだ社会を知らないうえ、正しい世界観と方法論を形成できない。このため、多くの事に対して正しい判断力に乏しい。

第3に、若者は比較的激しい感情を持つが、こうした激しい感情が正しく誘導されず、反対に利用された場合、極端な方向へ向かいやすい。

第4に、一部の若者は人生に比較的大きなプレッシャーを感じており、心の中に多くの問題、難題、困惑も抱えており、利用されやすい。(編集NA)

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