Record China 2019年8月19日(月) 23時50分
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16日、環球時報は、独メディアの報道を引用し、新シルクロードのおかげで独ハンブルクに新たなチャンスが到来していると伝えた。資料写真。
2019年8月16日、環球時報は、独ディー・ターゲスツァイトゥングの報道を引用し、新シルクロードのおかげで独ハンブルクに新たなチャンスが到来していると伝えた。
記事は、かつてのハンザ同盟の都市であったハンブルクは、ポーランドやロシアなどの国との協力を進めているが、港では中国に対する依存がますます高くなっていると紹介。昨年は港湾貨物取扱量の3分の1となる約260万個のコンテナが中国発もしくは中国行きだったという。
その上で記事は、ハンブルクと中国は海上ルートの他、「新シルクロード」を通して関係を深めていると紹介。アジア、アフリカ、欧州の60カ国以上が「一帯一路」の下、港や道路、鉄道でつながっているという。記事はまた、この「新シルクロード」は、ロンドン、デュイスブルクあるいはハンブルクが終点となる見込みで、交通路線のみならず、沿線に工場や物流ターミナルを建設することも含まれるため、非常に多くの雇用を創出する予定だと伝えた。
記事によると、ハンブルクは欧州の主要な鉄道港となる見込みで、鉄道の連結に力を入れているという。中国からの海運コンテナは8週間かけてハンブルクに到着するが、鉄道なら2~3週間で到着できるとしている。記事は、昨年、中欧班列(China Railway Express)を通して12万個のコンテナが中国とハンブルクとの間で輸送されたと紹介。27年までに毎年67万個のコンテナが中欧班列によって輸送される見込みで、その大部分がハンブルク港に到着する見込みだという。(翻訳・編集/山中)
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