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14日、中国メディアの澎湃新聞によると、脳死患者の臓器を正規の手続きによらず摘出した病院の医師らが逮捕された。資料写真。
2019年8月14日、中国メディアの澎湃新聞によると、脳死患者の臓器を正規の手続きによらず摘出した病院の医師らが逮捕された。
2018年2月10日夜、暴行事件に巻き込まれた53歳の女性は、重度の脳損傷を受けて安徽省懐遠県人民病院の集中治療室に運ばれた。その5日後、自発呼吸が止まり脳死状態になると、家族の同意を経て呼吸器が外され、医師により死亡宣告が行われた。
女性の遺族は、移植手術のために女性の肝臓と腎臓を摘出、提供することに同意。女性の肝臓と腎臓の摘出手術が行われ、「国からの補助金」として20万元(約300万円)を受け取った。
臓器摘出の前日に女性の夫と息子が臓器提供登録表に署名していたが、後日息子が「登録表にあるべき登録機関名やコードが記載されておらず、印章も押されていなかった」ことに疑問を抱いた。息子は同5月に北京の人体器官提供管理センターで母親の登録情報を探したが見つからず、正規の手続きにより臓器提供が行われていなかったことが発覚。専門家によると、臓器提供は無償で行うもので「補助金」は出るはずがないものだった。
また、息子の元には医師から仲介人を通して46万元(約690万円)の「口止め料」が送られてきたという。息子は「問題がないのなら、こんな大金を送ってくるはずがない」とし、翌6月、衛生当局に状況を説明し、当局が同病院の調査を開始した。
そして今年5月、同県公安局は、息子に口止め料を送ったとされる医師を含む医療スタッフ6人を「遺体侮辱罪」の疑いで逮捕したと発表した。息子は「医師らは、母の遺体を組織に売りさばいた疑いもある。売買に絡んでいなければ、どうして家族に数十万元も寄越すだろうか」と語った。事件については、さらなる調査が進められるという。(翻訳・編集/川尻)
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