毎日15ページ読むだけ!読書力アップには小さな目標がベター―中国メディア

人民網日本語版    2019年8月19日(月) 9時10分

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読書のメリットについては疑うまでもないが、長続きしない人が多い。資料写真。

読書のメリットについては疑うまでもないが、長続きしない人が多い。米ワシントンのアメリカン大学のナオミ・S・バロン言語学教授は、毎日15ページだけ読むという小さな目標を設定するだけで、思いがけないメリットがあると指摘した。生命時報が伝えた。

研究者は被験者を2組に分け、一方には毎日15ページ、もう一方には1時間読書するよう指示した。その結果、1組目の被験者が15ページを読み終わる時間は30分以内で、しかも読書を長続きさせることができた。これとは対照的に、2組目は1回の読書量が多くても、全部読み終わったタイミングは1組目より数日、さらには数週間遅れた。

バロン教授は、運動や楽器の練習と同じく、続けることが読書にとっても非常に重要だと指摘した。毎日読み続けることで、テーマや筋書きを把握しやすく、理解力を高めることができるという。

バロン教授はさらに、紙の本の長所を強調し、次のように述べた。「電子書籍を利用するとさまざまな誘惑によって読書が中断され、さらには読書計画が完全に棚上げにされることもある。紙の本であれば集中でき、本の内容も目と脳と心に入りやすい。また、紙の本の方が満足感を得やすい。毎日指で本を15ページめくっていると、読書目標が確かなものに感じられ、読んだ分の厚さと残された分の厚さを比較することで、読書を順調に進められる」。(提供/人民網日本語版・編集YF)

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