暴力・混乱の早期制止は香港経済・民生の根幹に関わる

人民網日本語版    2019年8月14日(水) 16時10分

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守るべき一線を越えたデモ行進とエスカレートし続ける暴力活動が、香港の経済と民生の根幹に深刻な打撃を与え、香港を没落の瀬戸際へと追いやっている。

守るべき一線を越えたデモ行進とエスカレートし続ける暴力活動が、香港の経済と民生の根幹に深刻な打撃を与え、香港を没落の瀬戸際へと追いやっている。少数の者の悪意ある騒乱が、香港の前途と市民700万人の幸福を破壊している。暴力と混乱の制止は一刻の猶予もならない。新華社が伝えた。

世界各地の旅客20万人近くが毎日出入りする香港国際空港は12日午後、不法デモ集会の騒ぎを受けて全面的に運用を停止し、同日の残りのフライト全てをキャンセルした。不法集会によって空港近くの高速道路も著しく塞がれ、空港近隣住民の外出にも影響が出た。過激なデモ参加者の悪行の例がまた一つ増えた。

香港の反対派と過激勢力は街頭運動を策動し続け、様々な手段や方法を用いて騒ぎと乱を起こし、香港の法治と秩序を深刻に侵蝕し、香港に恥をかかせ、香港に被害を与えている。彼らの暴挙はウイルスのように社会の隅々にまで蔓延し、香港を多大な不安の中に陥れている。彼らの行く先々で街は散らかり、店舗は閉店し、道行く人はまばらになる。彼らは武器を携帯し、打ち壊し、放火し、幹線道路を塞ぎ、通勤を妨害して、市民から正常に仕事をして暮らす権利をほしいままに剥奪している。かつては活力に満ちていた香港の今の混乱ぶりを見て、香港に関心を抱き、大切にする人々は例外なく痛惜する。

悪の報いはすでに顕在化している。香港の第2四半期の域内総生産(GDP)は昨年同期と比べ0.6%の実質成長に過ぎなかった。就業者数100万人を超える飲食業、観光業、小売業が真っ先に打撃を受け、7月に香港を訪れた観光客数、ホテルの客室稼働率はいずれも二桁下落し、過去2カ月間の観光業者の平均収入は8割近くの下げ幅を示した。香港の中小企業の信頼度指数は過去3年間で最低を記録した。かつてはまばゆいばかりに輝いていた香港の今の暗澹たる状況を見て、香港に関心を抱き、大切にする人々は例外なく痛惜する。

香港を心から愛する全ての人々にとって耐えられないのは、まさに過激分子及びその背後の勢力が追い求めているものだ。彼らは香港を混乱させ、「カラー革命」の泥沼に陥れようとしているのだ。世界に目を向けると、西側勢力に「手出し」された「カラー革命」地区は一つの例外もなく、相次ぐ内戦、社会秩序の喪失、各集団間の衝突、人々の多大な苦難という混乱局面に陥った。香港の未来がこうなっては断じてならない。「サイレント・マジョリティ」であることを止め、次々に立ち上がって暴力に反対し、法治を擁護し、平穏を維持しようとし、「香港を混乱させ続けてはならない」との最も強い民意の声を挙げる香港市民が増えてきている。

過激分子は「香港を取り戻す」と妄言しているが、本当は香港「陥落」を企てている。彼らは「革命」と称しているが、根本は「害命」だ。日増しに高まる民衆の怒りを前に、彼らは狼狽すればするほど狂気の度を増している。これはまさに行き詰まった彼らの「最終公演」だ。

早急に暴力と混乱を制止し、香港に清廉公正な社会的風紀、繁栄し調和のとれた環境を取り戻し、香港の経済と民生の根幹を守ることを人々は望んでいる。香港を傷つけるものは誰しも、法律の厳重な処罰と民意の審判を受けなければならない。(編集NA)

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