ジバンシィ、ヴェルサーチェ、コーチが立て続けに中国に謝罪

配信日時:2019年8月13日(火) 21時20分
ジバンシィ、ヴェルサーチェ、コーチが立て続けに中国に謝罪
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ジバンシィ、ヴェルサーチェ、コーチ……ここ2日間で微博(ウェイボー・ミニブログ)は完全に海外高級ブランドの「謝罪の場」と化した。
ジバンシィ、ヴェルサーチェ、コーチ……ここ2日間で微博(ウェイボー・ミニブログ)は完全に海外高級ブランドの「謝罪の場」と化した。

このほど高級ブランド複数が、その製品において中国の主権を尊重せず、中国の香港特別行政区、澳門<マカオ>特別行政区、台湾地区を国として扱っていることが暴露され、中国の国家主権と領土の保全を侵害した疑いをもたれている。すでにこうした有名ブランドは、次々と公式におわびの意を表している。

8月11日未明、ヴェルサーチェは微博の公式アカウントで謝罪し、指摘されたTシャツをすでに店頭から撤去・廃棄したことを伝えた。

コーチは12日昼、微博の公式アカウントで「2018年5月、いくつかのTシャツのデザインに重大なミスがあることに気づき、問題の重大性を深く認識し、直ちに緊急措置を講じ、世界的範囲の全てのルートで当該商品を店頭から撤去しました」「当該ウェブサイトの内容を直ちに全面的に見直しました」との謝罪声明を発表した。

ジバンシィも12日午後、同様に「一部ネットユーザーの間に議論を呼んだ海外市場でのジバンシィのTシャツの誤りが皆様の注目を集めていることに関して、私たちは深くお詫びいたします。どのような人為的な不注意や過ちも、私たちは必ず直ちに是正し、自らの戒めとします」との声明を発表した。

各有名ブランドが大急ぎで謝罪した背景には、彼らがますます中国市場を怒らせるわけにはいかなくなってきていることがある。

各高級ブランドは最近、2019年上半期及び第2四半期の業績報告を次々に発表した。アジア太平洋地域、特に中国市場の業績が際立っている。例えばコーチの親会社タペストリーのCEOは最新報告で、昨年12月の上海ショーの後にコーチの中国での知名度が32%から41%に上昇したことを挙げ、中国が最大の市場になる見通しを強調した。

仏エルメスの第2四半期の売上は特に中国市場をはじめとするアジア太平洋地域のおかげで前年同期比14.7%増の16億7400万ユーロに達した。

イタリアのモンクレールも上半期の財務報告を発表。上半期の営業収入は前年同期比16%増加。このうちアジアと世界の他の地域の営業収入は前年同期比18%増の2億4930万ユーロに達し、総営業収入の43.7%を占めた。モンクレールによると、中国市場(中国人の海外での購入を含む)は伸び率で世界をリードしており、すでに同社にとって最大の市場となっている。

世界の高級品消費市場において、中国市場は最も力強い成長エンジンだと言える。

■人民日報「謝罪するだけで助かるのか?」

北京時間12日昼、人民日報はこの件について次の論評を発表した。

ヴェルサーチェに続き、コーチもTシャツと公式ウェブサイトで香港地区、澳門(マカオ)地区、台湾地区を国として扱っているとみられることが発覚した。

国際的に有名な二大ブランドが「期せずして一致した」ように愚かな過ちを犯し、中国国民の怒りを買っただけでなく、中国市場での自らの見通しも暗くした。特に香港独立をもくろんでいる人が騒動を引き起こしている「敏感な時期」において、このような過ちはなおさらにたちが悪い。

正体をつかまれてなお生き延びたいと強く望む多国籍企業の取る通常の行動が、謝罪であることは熟考に値する。

問題は「謝罪するだけで助かるのか?」ということだ。

もし本当に善意と畏敬の念があるのなら、何かというと中国国民の感情を傷つけるはずがない。もし本当に教訓を汲み取ったのなら、「列を作る」ように香港・澳門・台湾問題を無闇にあげつらうにはいたらないはずだ。

中国で商売をするのなら、中国の法律を遵守しなければならない。これは原則的問題だ。規則を守らない多国籍企業に対して、われわれは強く非難する他に、「道具箱」から自衛の道具を取り出す必要もある。

中国の主権を侵害した全ての企業は目を覚ますべきだ。原則の譲れぬ一線に挑戦しておいて、破滅までまだあとどのくらいあると思っているのか?(編集NA)
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