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24日、京華時報によると、中国都市生活質量研究センターは22日、今年の中国35都市の生活の質に関する報告を発表した。写真は北京市。
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2013年6月24日、京華時報によると、中国都市生活質量研究センターは22日、今年の中国35都市の生活の質に関する報告を発表した。主観的な満足度では北京市の順位は24位にとどまるが、公開の経済データに基づく客観的な生活の質指数では北京市は1位で、両者の間に大きな隔たりがある。
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調査によると、全国35都市の生活の質の主観的な満足度指数は平均で50.87と、「満足」と「不満」の境目である50をぎりぎり上回った。
北京市の生活の質の主観的な満足度は、全国ランキングでわずか24位にとどまる。5分野の指数の中で順位が最高だったのは社会保障満足度で9位、人的資本の満足度は11位となっている。北京市は従業員の社会保険や賃金面では満足度が比較的高くなっていることがわかる。しかし他の3つの指標の満足度は低く、生活レベルの満足度は22位、生活の実感での満足度は25位、生活コストの満足度は34位と下から2番目という結果になっている。そのランキング最下位の都市は上海市だ。
これに対してマクロ経済指数では北京市がトップとなっている。生活の実感では1位、社会保障は2位、人的資本は4位、生活水準は5位だが、生活コストはやはり34位にとどまる。
主観的な満足度と客観的な経済指標との大きな格差は、北京市が大きく発展はしたものの、そこで暮らす市民は生活に対して、それほど「満足」とは感じていないことを表している。
今回、同センターは食品の安全に関する満足度を初めて調査に取り入れた。全国35都市の食品の安全に関する満足度指数は41.61で、「満足」の範疇に達していない。35都市の中ではアモイ市のみが50を上回り、北京の順位は9位にとどまった。全体的に見て、食品の安全に対する満足度は低いことがわかる。
生活の質についての主観的満足度のランキング
トップ10
1位・済南市、2位・青島市、3位・アモイ市、4位・長春市、5位・合肥市、6位・西寧市、7位・寧波市、8位・石家荘市、9位・福州市、10位・杭州市
ワースト10
26位・大連市、27位・太原市、28位・南寧市、29位・ハルビン市、30位・貴陽市、31位・広州市、32位・武漢市、33位・昆明市、34位・深セン市、35位・蘭州市(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)
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