日本人はなぜ起業が好きでないのか? 失敗に厳しい社会、終身雇用制が壁に―日本華字紙

Record China    2013年6月25日(火) 5時40分

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23日、日本華字紙・中文導報は「日本人はなぜ起業が好きでないのか」と題する記事を掲載した。資料写真。

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2013年6月23日、日本華字紙・中文導報は「日本人はなぜ起業が好きでないのか」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

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インターネットの最も大きな特徴の一つは、冒険が必要であることだ。もしあなたが冒険したくないなら、創造力はどうやって生まれよう? 日本のモバイル通信産業はかつて世界をリードする立場にあったが、今では後を追ってきた中国に多くの分野で追いつかれ、一部では追い越されている。日本のネット企業を取材したところ、社内起業チームの人気は低く、中国と対照的だった。

日本のネット業界ではなぜ、起業が不人気なのか。多くの日本人によると、日本社会は失敗に寛容的でないからだという。失敗すれば社会で生きていくのは難しく、周囲の友人からは見下され、仕事や妻を探すのも困難で、銀行ローン審査にも通らないだろう。また、1980〜90年代に行われた平等教育で、競争より調和が重んじられた。成績順も発表せず、徒競走はみんな手をつないでゴールする。若者は人に先んじることを望まないようになった。逆に起業には一歩先行することが必要だ。

さらに、日本の終身雇用制も起業意欲をそいでいるといえよう。一度就職すれば定期昇給があり、安心して住宅ローンが組め、子供の教育資金も準備でき、国の健康保険もある。安心できる社会環境で、一流大学に入り、一流企業に就職し、生活の憂いなく過ごすことを、日本人は望んでいるのだ。(翻訳・編集/AA)

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