ミニ都市化するアジアの空港、北京新空港は世界最大級の規模に―米メディア

Record China    2019年8月11日(日) 19時20分

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10日、環球時報は、米ブルームバーグの報道を引用し、アジアでは少なくない空港が「ミニ都市化」していると伝えた。写真は北京大興国際空港。

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2019年8月10日、環球時報は、米ブルームバーグの報道を引用し、アジアでは少なくない空港が「ミニ都市化」していると伝えた。

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記事は、「北京南部にあるヒトデ型の巨大な建築物が、中国首都の経済を変える。新たに建設された北京大興国際空港は、今年9月の営業開始後、世界最大級の空港の一つとなる。中国は、この空港が磁石のように企業を引き寄せ、地元の人や旅行客(買い物やレジャー)の観光スポットとなることを希望している」と伝えた。

記事によると、北京大興国際空港は、現在アジア各地で建設中の空港プロジェクトの一つにすぎないという。国際航空運送協会(IATA)の予測によると、37年までにアジアの航空旅行需要は北米と欧州を合わせた数より多くなる見込みで、アジアでは6年以内に20以上の新空港が営業を開始する予定だという。

記事は、IATAが18年から先の20年以内に中国人の旅客数は毎年11%増の速度で増加し、37年には中国の旅客数が16億人に達する見込みだと予想していると紹介。これに対し英国米国の年平均成長率はそれぞれ1%と2%にすぎないとした。

香港中文大学城市研究項目主任の伍美琴(ウー・メイチン)教授は、「空港は単なる交通の要というだけでなく、空港そのものが都市化してきている」との見方を示しているという。

記事は、「実際、北京の新空港は50平方キロメートルの臨空経済区の中心であり、この経済区には多くの研究開発実験室、展示エリア、さまざまな医療施設なども含まれている」と紹介。25年までに北京大興国際空港は年間利用者数が7200万人になることが見込まれており、地元経済へ9000億元(約13兆5000億円)のGDPに貢献する」と伝えた。(翻訳・編集/山中)

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