2013年6月23日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ（VOA）中国語版によると、パキスタン北部、ヒマラヤ山脈のベースキャンプで外国人観光客9名とパキスタン人ガイド1人が射殺される事件が起こった。

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パキスタン内相は、銃撃事件が起こったのはヒマラヤ山脈のナンガ・パルバット山で、ウクライナ人6人と中国人3人が死亡したと発表した。また、中国人1人が難を逃れ、もう1人のパキスタン人ガイドも生存しているという。

銃撃についてはタリバンが犯行声明を出しており、今年5月に行われた米国無人機によるタリバン幹部の殺害に対する報復であるとしている。

パキスタン当局は警察とヘリコプターを派遣して現場の遺体と犯人を捜索しており、現場にいたるすべての関所を封鎖、生存者のガイドから事件の経緯を聴取している。銃撃事件によって、不況におちいっているパキスタンの観光業への打撃が懸念されている。（翻訳・編集/岡本悠馬）