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「日本は次元が違う」量子技術への対応を韓国メディアが懸念

配信日時:2019年8月22日(木) 6時10分
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20日、韓国・電子新聞は、韓国の量子情報通信技術力が日本に1年差まで追いついたにもかかわらず、政府はテストベッドの構築に必要な予算を削減する方針だと伝えた。写真はソウル。

2019年8月20日、韓国・電子新聞は、韓国の量子情報通信技術力が日本に1年差まで追いついたにもかかわらず、政府はテストベッド(実証試験用プラットフォーム)の構築に必要な予算を削減する方針だと伝えた。「日本は量子技術の先占に向け動くと同時に、安全保障の観点から技術流出の統制も始めている」と説明し、「韓国政府は日本と経済対立状況にあっても、技術確保の重要性に気付いていない」と指摘している。

記事によると、韓国・科学技術情報通信部の「開放型量子テストベッド構築」計画が、企画財政部の予算案審査を通過できていない。2020年度に60億ウォン(約5億3000万円)を構想しているが、「海外の投資額に比べると高額でもないにもかかわらず」削減される危機にあるという。

量子テストベッドは、技術を開発した国内企業が素子、部品、装備の性能や安定性、相互互換性などを検証するインフラで、欧米、日本、中国など主要国はすでに構築・運営している。韓国の専門家は「量子暗号通信で最高技術を誇る欧州と韓国の間の技術格差は2年に過ぎず、源泉技術をめぐり韓国と経済戦争を繰り広げている日本とは1年ほどの格差しかない」と評価しており、「急げば世界市場の先占が可能だ」と見ているという。

ただ、韓国と日本はともに量子技術の重要性を認識しているが、支援体系や規模については「次元が違う」と記事は指摘している。「08年から量子技術に投資してきた日本は、韓国を排除するグローバル量子協力体系まで構想している」「日本は特定国家による技術流出を警戒し、安全保障貿易管理を強化するとしており、言及はないものの特定国家とは韓国を念頭に置いている可能性が排除できない」とも伝えている。

最後に記事は「韓国は2年前に技術育成に向けた大規模予算の策定に失敗。年間60億ウォンの支援案も拒絶されている。やっと縮まった日本との技術格差がまた広がる危機に直面している」と訴えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「予算削減なんて決定したのは誰だ?。どうかしてる」「マジか。この国の政府実務陣は何をしてるんだ」「雇用創出に54兆ウォン使うのに、技術確保に60億ウォンも支援できないのか?。それでどうやって日本と争うというのか」「こんな調子で日本を追い越せるとでも?」「科学技術を軽視する政権。韓国の未来は暗い」「よそに予算を注ぎ込まず、量子技術に600億ウォンぐらい使うべき」「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は国を潰すために、わざとやってるのでは?」「出さない予算を金正恩(キム・ジョンウン)にあげるつもりだろう」「源泉技術、純粋技術、学問分野、日本との技術格差は50年だと聞くよ。こんな姿勢で日本に追いつこうと考えているなんて、政府はおかしい」など、厳しい政府批判の声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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