カラオケで熱唱した男性、肺が破裂―中国
配信日時:2019年8月8日(木) 21時0分

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男性は65歳の黄(ホアン)さん。先日、友人らと共にカラオケボックスに入り、いつものように数十分にわたって熱唱していたが、思うように高音が出せなかった。胸に違和感を覚え、しばらくすると針を刺すような痛みに変わったため、黄さんは翌日、同市内の病院を受診。検査の結果、肺に穴が開いていることが判明した。
CT画像などを見た結果、黄さんには小さな肺気腫があったことが分かった。日ごろから長時間歌を歌っていたことや、喫煙の習慣があったことなどから肺に負担がかかり、破裂したとみられるという。
医師は、「左側の肺が30%しぼみ、気胸を起こしている。まだ危険な状態です」と説明。また、「歌を歌うこと、特に高い音を出そうとすると長い間息を止めないといけません。もともと肺気腫などの問題がある方がこのような歌い方をすると、薄くもろくなった部分が破裂することがあります」と語ったという。(翻訳・編集/北田)