南シナ海問題が中越関係の大局に悪影響を及ぼしてはならない=両国首脳が合意―中国メディア

Record China    2013年6月22日(土) 16時30分

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21日、参考消息網は記事「海外メディア:南シナ海問題を両国関係の大局に影響させないことで中越が合意」を掲載した。南シナ海問題という懸案を抱える両国だが、首脳会談では良好な関係を保つ方針で一致した。資料写真。

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2013年6月21日、参考消息網は記事「海外メディア:南シナ海問題を両国関係の大局に影響させないことで中越が合意」を掲載した。

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習近平(シー・ジンピン)国家主席の招待を受け、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席は19日、訪中した。初の公式訪問となる。20日付台湾・中央通訊社の報道によると、チュオン・タン・サン国家主席と習近平国家主席は首脳会談の席上、南シナ海問題について意見を交換した。対話の仕組みを維持すること、中越両国が調印した海上問題解決の基本原則を厳守することなどで意見が一致した。

また報道によると、両主席は会談後、「中越両国政府による中越戦略協力パートナー関係アクションプランの着実な実行」など10項目の共同文書に調印した。その中にはベトナム北部湾協議区の共同石油探査協定も含まれている。

香港城市大学東南アジア研究センターのマーク・トンプソン氏は、ベトナムは矛盾した状況にあると指摘した。もしベトナムの政治指導者が中国と過度に接近すれば、ベトナム国民は不満に思い政権にとっては問題となる。しかしベトナム政府は中国を自国の工業化のモデルと見ている。(翻訳・編集/KT)

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