「入場料払ったのに駄目?」「1個くらい…」=「石」をめぐって観光客が不満―中国

Record China    2019年8月10日(土) 13時20分

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6日付の中国メディアの斉魯晩報によると、中国山東省煙台市の観光地でこのほど、石の持ち帰りをめぐって職員が観光客に不満をぶつけられるトラブルが起きた。資料写真。

中国メディアの斉魯晩報は2019年8月6日付で、中国山東省煙台市の観光地でこのほど、石の持ち帰りをめぐって職員が観光客に不満をぶつけられるトラブルが起きたと報じた。

トラブルが起きたのは複数の島から成る長島県で、子どもが卵のような形の「球石」を拾うのを職員が注意したところ、その母親から「140元(約2100円)の入場料を払ったのに1個拾うのも駄目なの?」「子どもが泣いたじゃない。1個持って行くのが何だと言うの?」などと文句を言われたという。

記事によると、球石は波にもまれたり、互いにぶつかり合ったりすることでできる。美しい色、形や模様で人々に愛される他、球石が広がる浜辺は格好の昆布干しの場にもなっているが、球石を記念として持ち帰る観光客は少なくなく、その流出が問題視されている。

記事は、現地で球石の流出防止活動が行われていることや、球石を拾ったりすることを禁じる「山東省長島海洋生態保護条例」が今年(2019年)10月に施行されることを紹介。また、職員に文句を言った観光客に対し、ネットユーザーから「絶対に兵馬俑見学に行かせないで。あそこの入場料は150元。もし子どもが触ったら…」「子どもにとって保護者は先生。この保護者は『失職』だね」などのコメントが寄せられたことを伝えた。(翻訳・編集/野谷

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