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中国との貿易戦、米国が協議で勝てない理由―仏メディア

配信日時:2019年8月6日(火) 14時40分
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海外の中国語ニュースサイトで5日、「中国との貿易戦争で米国が協議では勝てない」とする仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)の記事が紹介された。

記事は、7月末に約3カ月ぶりとなる米中貿易協議が行われたものの、目立った成果がなく予定よりも早く終了したと紹介。「米中共に協議の内容は明らかにしていないが、その後のトランプ大統領のツイッターから何の合意にも至らなかったことが分かる」としている。

記事は「これまでの米中協議で、米国側は産業構造改革とその監督メカニズムの構築を要求し、合意文書に記載される予定だったが、中国側がこれを翻し協議のやり直しを求めた」と指摘。「これは、この先の協議で中国側が米国の産業構造改革という要求を受け入れることはもうあり得ないことを意味している」と論じた。

その上で、「次回の米中貿易協議は9月に米国で行われる予定だが、次も何の成果もないだろう」と予想。「米国は、戦って勝つしかなく、協議で勝つことはできない」とし、「中国は協議は得意だが誠実ではなく、約束を守ったことのない国」だと指摘した。この点について、「世界貿易機関(WTO)に加入する際の約束を守っていないことや、大阪サミットで約束した米国農産品の輸入の約束を守っていないことからも明らか」と主張した。

記事は、「米国にとって米中貿易の根本的な問題解決には、中国の産業構造の改革が必要だが、中国にとって産業構造改革は政治体制の改革にも等しく、虎に向かってその皮をよこせというようなもので、無理な要求だ」とした。そのため、「米中が協議で合意することはあり得ず、米国は戦って勝利するしかない」としている。

そして、「米国の大統領選挙まで約1年となった今、このまま協議を続けていくことを希望しているのが習近平(シー・ジンピン)国家主席であり、トランプ大統領は協議からは何の成果も得られず、自分の首を絞めるだけだ」と分析。「トランプ大統領が、米中貿易戦争では戦いで勝つしかなく、協議では勝てないという道理が分からないならば、トランプ氏には習氏が首を絞める縄を広げて待っている姿が見えるだけだろう」と結んだ。(翻訳・編集/山中)
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