中国でホンダ車に「失速」現象相次ぐ、原因は不明―中国メディア

Record China    2019年8月6日(火) 6時40分

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5日、中国経済網は、中国でホンダのアコードが雨天時の高速走行中に失速する現象が頻発していると報じた。資料写真。

2019年8月5日、中国経済網は、中国でホンダのアコードが雨天時の高速走行中に失速する現象が頻発していると報じた。

記事は、「6月に入って広汽本田汽車(広汽ホンダ)の10代目アコードが高速走行中に突然動力を失う状況が多く発生している」とし、その事例を紹介した。湖南省益陽市のオーナーは「今年2月に納車して、6月13日に走行距離9000キロ程度で問題が発生した。サービス店に持って行ったが、検査の結果、何の問題も見つからないと言われた」と語っている。

また、江西省九江市のオーナーは「5月21日に納車して、6月6日に高速道路で問題が起きた。翌日サービス店に持っていったら『オイルに問題がある』と言われて交換したが、その後ネット上で同じ現象が頻発していることを知り、集団で権利を守る運動を始めた。自分のグループにはすでに53人のオーナーが集まっているが、90%は大雨の中で高速走行した際に起きたようだ」と説明した。

記事によると、北京市にある広汽ホンダのサービス店の関係者は「ネット上で関連の動画を見たが、問題は中国南部に集中している。北京では起きていない。個人の見解だが、CVTの伝動が一時的に失われた可能性がある。エンジンとはあまり関係ないと思うが、公式の結果が出ていないので何とも言えない」と述べたという。中国経済網が同社のカスタマーサービスに電話したところ「具体的な原因は現在も調査中です」との回答が返ってきたという。

記事は「以前のエンジンオイル問題により、中国国内で『2車種戦略』を取っているホンダの製品は、問題を起こすときも往々にして2車種で生じることが浮き彫りになった」としたうえで、「ネット上では東方ホンダのインスパイアも雨の日に突然失速する現象が発生したとするオーナーの書き込みも確認された」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

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