中米経済貿易協議に絶えず波乱が生じているのは、完全に米国側の責任だ。交渉とはそもそも、双方が抱える事情について合意を達成するためのものだ。双方が向き合うことと、誠実さを基本とすることは、どうしても必要だ。「人、信なくば立たず。国、信なくば衰える」という。米国の一部政治屋は私利を得るために経済貿易問題を政治化し、いわゆる「The Art of the Deal(取引という芸術)」を国と国との交わりに用いて、惜しげもなく前言を何度も翻し、何度も合意に背き、何度も米国の国家としての信望を棄損し、交渉をひどく困難にしてきた。
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