2013年6月18日、シンガポール華字紙・聯合早報によれば、外交予算が削減されていることで日本の外交官に不安が広がっている。中国は経費が豊富で接待の場は大盤振る舞い。在外公館などの経費を増やしているのに対し、「日本は節約を強いられている」と日本の外交官は話している。

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日本の岸田文雄外務相は今月初、国会の予算委員会で「過去10年で在外公館の予算が4割ほども減っている」と話し、予算の上積みを呼びかけた。天皇誕生日など重要な祝祭日には在外公館は賓客を招いてこれを祝うことが通例となっているが、出席者らからは年々食事や飲み物の質が落ちていると指摘され、せっかくのパーティーも興ざめとなっているという。

一方、中国の在外公館が行うパーティーはたいへん豪勢なものとなっている。世界第2の経済大国となってからは、自国製品を売り込むためにも世界各地で積極的な外交を展開している。

しかし、日本の経済力はかつてほどではなくなっているものの、「依然として世界最大の援助国の1つであり、国際社会では高い名声と良好なイメージが保たれている」と記事は伝えている。（翻訳・編集/岡田）